配線の通る位置、配線の長さを決定するために仮にSN3308の位置を決めます。又、他の機器の束ねられている配線を作業しやすいように全て解きます。 | |
配線を作成して配線番号を入れます。故障解析時に絶対不可欠で、AC43-13(米国連邦航空局のアドバイス・サーキュラーの番号)に基づきラベリングします。 | |
配線が正しくされていることを確認した後、一時的に取り付けて機能を検査します。 ここで、この取り付け(A36の他の機器等を考慮して)に関する仕様を設定してしまいます。 |
|
ウインドウズ・ベースのコンピューターに接続してSN3308のデータベース・アップローダー・ジャックからマップ・データベースを内蔵未メモリーに記録します。 | |
仕様をセットします。 様々な装備品と組み合わせることが出来ますが正しく設定しないと全く機能しないこともあります。 SN3308のディスプレーは高画質で、明るさもお好みに合わせて調節できます。 |
|
GNS530も設定しないとSN3308は機能しません。 正しく接続することができました。 |
|
配線、機能が正しいことを確認した後、SN3308をマウンティング・トレーに挿入して固定します。 たるんでいる配線等をきれいにまとめて、固定します。基本中の基本ですが、動くものに触れないように確実に束ねます。 |
|
他に取り外した装備品を再装備するために復旧していきます。 | |
SN3308以外の装備品を全て取り付けた後、もう一度全ての装備品について機能検査します。 地上試験が適切に終了した後、試験飛行を行います。 |
|
過去に装備したWX500はGNS530の画面上に雷位置を表示します。 | |
SN3308の画面上にも雷位置が表示されます。(赤丸印の中) |
今回の試験飛行は下記の通りに行いました。 1. 岡南飛行場を離陸します。 2. OKC(岡山 VOR/TAC)に進みます。 3. OLIVE(インターセクション)に進みます。 4. STE(小豆 VOR) 5. 再びOKCに進みます。 6. RJOB(岡山空港)に進みます。 7. 岡山空港 ILS07 アプローチを行います 8. ILS07のミスドアプローチ・コースに進みます。 |
|
SN3308は自動で次のウエイポイントへのDTKをセットします。 Sまもなく岡山空港をハイステーションします。 SN3308の画面上にはILS07のプロシージャ・ターンが表示されています。 |
|
岡山空港が眼下に見えます。 | |
この試験飛行中、我々の背後にある強烈な雷に気が付きます。 天気状況を調べたところ、雷の表示されている位置と天気図は見事に合致していました。 もちろん、SN3308の画面上にも雷位置は表示されます。 |